医療職のかたわら、趣味で始めたアクセサリー作り…
イベントやハンドメイドショップへの出品など、活動をつづけています。
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相手の立場になって
 
夏休みも終わりに近づき、2学期がはじまると

そろそろ 受験が 現実のものになってくるんでしょうね。

先日の勤務では 小児科を受診した中学生の男の子の

父親が ドクターに こう質問されました。

「今日、夕方5時までに行けば、模擬試験をうけられるんですが

行ってもいいでしょうか」



この質問

実は、よく されるんですね。

 受験本番や避けられない試験

 大事な試合

 ずっと練習してきた発表会

などなど…


わかります、わかりますとも。

親としたら、できたら、行かせてあげたいよね。



でも、私たち医療従事者  白衣を着てるものの立場では

「行ってもいいです」

なんて、言えないのが現実です。



そのお父さんも、そのことは十分承知で聞かれたんだと思いますが

ドクターは、一応の説明をされた後、小さな声で 付け加えました。



「でも、もし、私が親だったら

鎮痛剤を飲んで、行け! と言います。」



こんなふうに、「医療従事者」の立場を脱して

一親の立場で 発言したドクターは あまりいらっしゃらなかったので

とっても新鮮で、気持があったかくなりました。


ホッとした父親の笑顔が とても印象的で、

相手の立場になる大切さが よくわかりました。




小児科特有の…

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小児科で 特有な もの

それは …



鼻や耳に なにかを 詰めること  



昨日も お母さんが困った顔をして 

来院されました。

画像より 少し 大きめの プラスティックのビーズを

鼻の中に入れてしまい、取れなくなったとのこと。



子供はなにやら 神妙な顔

やっぱり ”やばいことをしてしまった”

というのは、子供なりに感じているらしい。



診察してみると、鼻の真ん中より少し奥に、 グリーンのビーズが

しっかり 存在していました。

それも、横向きに…

もし ビーズの穴が見えていたら

ピンセットを入れて しっかり挟んで取れるんだけど

残念なことに、横向きなので、引っ掛かりがありません。



子供だから、一度失敗すると大泣きして 再度チャレンジが難しくなるし

泣いた拍子に さらに奥に行きかねない…

また、休日は 不幸なことに、耳鼻科をやってる医療機関がほとんどなく

一番近いところで 車で 1時間くらいのところ。



できたら、ここで 取ってあげたい…

ドクターもスタッフも、みんな同じ気持でした。



ドクターは、はやる気持ちをおさえ、小さなピンセットで

まるめた紙相手に 何度も何度も イメージトレーニング 

その姿は ちょっとおかしかったけど、でも、真剣そのものだったから

わらっちゃいけないよね。



さてさて、ビーズ除去作業  本番です。

ビーズを 鼻に詰めちゃった男の子は 5歳

泣きもせず、おとなしく 我慢してくれたおかげで

みんなが 息を つめて 見守っている中

無事に 除去 成功 



あ〜よかった よかった

診察室から、歓声が あがりました 



気をつけてても、 子供の頃は 想像もつかないことをするよね。

うちの息子も、ボタン電池を飲み込んだり 転んで頭を 切ったり

さまざまなことを してくれました。

そうならないように 気をつけるのはもちろんだけど

おこってしまった時、落ち着いて 子供に いらない恐怖感を あたえないように

できたらいいな…と思います。 (難しいけどね)








 
   
よく聞かれること
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小児科に来られたママから よく 聞かれること

   「うつりますか?」


感染力の強弱は あれど、ほとんどの病気はうつります。




  「下にも子供がいるんですが、どうしたら うつりませんか?」


一緒に住んでる以上 絶対にうつさない ということは 不可能でしょうね。

病気の子 もしくは うつしたくない子 を 隔離するしかありません。

でも、隔離って、子供にとってみたら 不安で寂しいよね。

いつもより もっと 側にいてあげてほしいくらいです。


でも、やっぱり、受験間近だったり  抵抗力の弱い乳児やベースに病気を

もってるお子さんは、できたら 感染は避けたいでしょうから、隔離もやむをえない

でしょうが。






   「私がうつしたんでしょうか?」

私も母親なので、ママの気持はよくわかるよ。

なので、ほんとは 

   「きっと違いますよ」

と言って安心させてあげたい。



でもね、それって、だれにもわからないよ。

ごめんね。







うつさないように  も、大事だけど

日頃から、感染源があっても うつらないように

免疫力がアップするような、規則正しい生活習慣を 

整えるように気をつけてあげてくださいね。




決断



人間ってさ、やっぱり 合う人と合わない人がいるんだね…



自分にはないものを持ってて、「私もあんな風になりたい」と憧れて

どんなに自己嫌悪に陥っても 自分に負けるのが嫌で 頑張ってきたけど

それが ストレスだったんだなって やっと 気がつきました。



彼女と一緒に勤務して5年…

その間、たくさんのことを教えてもらい 気づかせてもらいました。

私にとって、やはり すごい人であることには変わりはありません。




でもね、

「もう、いいかな…負けてもいいかな。自分を甘やかしてもいかな」

と思って、きっぱり決断したら、

なんと、す〜っきり!!!



それだけ、プレッシャーだったんだね。

若い頃ならそれも、自分を高めるために必要だろうけど

今の私にはきつかったな。




今頃 気がつくなんて…笑っちゃうけど

でも、気がついてよかった ♪






ついていけない
新しい機器が入るたびに、デモンストレーションが行われています。


大昔はダイヤル
ちょっと昔はキー操作…そして今は、タッチパネル。


どんどん機能が充実しているのはわかるけど、 おばちゃんナースには難解すぎる。

メーカーさん、
「これを押すだけでOK!」みたいに設定してよ。

三歩譲っても、せいぜい3アクションまでにしてね♪


第一 タッチパネルって 乾燥しきったおばちゃんたちの指には反応しないときあるのよ…せつないわぁ ┐(´ー`)┌

白か黒か インフルか
 最近は、勤務の曜日変更なんかがあって、ちょっとばっかり慣れない日々が続きましたが

ようやく 落ち着いてきたかな〜って感じです。



インフルエンザの流行は、なんとかおさまってきたようですね。

だけど、まだ

「インフルエンザではないでしょうか…」 って来院される方がとても多いです。

ここ最近は、発熱して数時間しかたっていない方や、37度台前半でも、検査結果が陽性になる方がいらっしゃるので、

以前のように

「38度台の発熱があってから、12時間経過しないと、検査ができない」

ということが、難しくなってきています。

かといって、陰性でも、

「インフルエンザが100パーセント否定されたわけではない」

ということだから、訳わかりません。

黒か白か  限りなく 黒   でも、 黒とは限らない…白かも  みたいなね^^;



訴訟問題とかもあるのかもしれないけど

最近の ドクターの説明は  とても慎重で、

「〜の可能性も否定できない 〜かもしれないし もしかすると〜かも…」

こんなこと言われたら、患者さんは、医学の知識がないんだから きっと チンプンカンプンだろうな。


こないだなんか、小児科の診察を終えた子供の親御さんが、ドクターの説明を長々とうけたあと

「で、結局、なんなんですか?」

って聞いてたよ (笑)

いや〜お気持はよくわかります。






でもやっぱり…
無力感にさいなまれていた私。
でも、そんな気持ちも、仕事していたらいつの間にか 忘れてしまってたよ。


やっぱり、この仕事が好きなんだな…。


無力かもしれないけど、私のできる限りのことをしよう。


インフルエンザ
今朝の情報番組でひとりのコメンテーターが、
「ちょっと寒気がすると思ったら、すぐに病院にいってインフルエンザの検査を受けましょう」と言っていました。

いや、全国放送でこんなこと言われちゃ困るんだけど…(^_^;)

38度の発熱から最低12時間経過しないと、確定結果は難しいです。(例外はあります)

結果がでないと、タミフルやリレンザも処方できず…(例外あり)

そしてあんなに不快な検査をまたやらないといけなくなる。


タミフルは48時間内に服用すれば十分効果があるので、気持ちは焦るでしょうが、確定できる時間まで待っててほしいです。



気持はわかるけど…
 
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最近、寒くなってきたせいか 、「感染性胃腸炎」 通称 「嘔吐下痢」の

患者さんが増えてきています。

なので、「鎮吐剤」を混入した点滴処置が 多くて、大忙し…


でもね、そんな時、内科のドクター

「あ〜もう、カルテにおんなじことばっかり書くから スタンプがほしい…」


あのね…気持はわかるけど、そんなことしたら、カルテの改ざんなんか簡単でしょう…



インフルエンザが爆発的に流行した時なんか

「あ〜もう、あきた」

いやいや、そんな発言  許しまへんで〜!
診察中 生み出されたもの
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今日は、日勤でした。

特に、小児科が多くって、ドクターはいつものように、10分食事で対応しました。

急に暑くなったからかな…

喉からの熱  咳  喘息  アレルギー のお子さんが多く

吸入器は大混雑!


そんな中、小児科のドクター

ひとりの患者さんの診察が終わったとたん、突然 すくっと立ち上がり

「10分 休憩!!!」

と言って、医局へ行ってしまいました。

あんまり急だったので、心配した同僚が医局に見に行ったら

トイレにこもっている様子。

「きっと、お腹をこわしたんだね〜」

と言っていたら、しばらくして戻ってきたドクター

「ほら!」

と、小さな小さな石みたいなものを 差し出します。


なんだと、思います?

なんと!  尿管結石 !!!


この10分で、小児科のドクターは、石を産み出されていたのでした。


痛かっただろうに、平静を装って診察されていたドクター

あなたは、すごい!!!